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三線の歌口の寸法は大事! [My楽器]

はいさい~
三線の歌口のピッチ変更
歌口という、弦の間隔を決めるパーツ。
3つの弦が通る溝が切ってありますが、こいつのピッチは大事ですよ
全画面キャプチャ 20171208 225949.bmp.jpg
この図のBが歌口のピッチですね。
ここが広すぎると、竿の幅(A)に対して余裕がなくなってしまい、
男弦、女弦を押さえたときに弦が竿から脱落してしまったり、
開放弦(何も押さえていない状態)なのに人差し指の付け根に女弦が触れてしまって音がしなくなったりとデメリットがあるのです。
今回は細竿(Aが細い)の三線なのに、ピッチB=12mmと通常の棹のピッチだった三線の歌口を直します。
2017-12-08 22.29.28.jpg
方法は簡単!
今ある歌口を外して、溝がついていない方に新たな溝をつけます。
ヤスリをつかって歌口の3つの溝を狭く加工します。
これで新規の歌口を使わなくて済みます。コストダウン笑
もともと12mmほどだった寸法を10mmに変更。 中心に対して1mmずつ弦が近くなったわけです。
これで試したら、なかなかいい感じになりました。1mm違うと大違いですよ!
個人差あるでしょうが、推奨は12mm(中弦に対して上下に6mm)です。
逆にこれよりせますぎると、押さえた指が他の弦に触れてしまうデメリットがあります。
3本一緒に鳴らすとき(合上六とか、合中七とか)に、押さえにくくなるんですね。
中弦の溝の位置が棹のセンターからズレているものや
中弦に対して上下の溝が非対称になっているものも同上の方法で直すとよいですよ。
歌口には気を付けましょう!という話でした。
ここから雑談。
2017-12-08 22.32.00.jpg
次は、ほったからしだったベースのオクターブチューニング&弦高を直します
オクターブチューニングというのは、開放弦でチューニングがバッチリでも、12フレットの音程がずれているのを修正すること。これが合ってないと、ハイポジションに行くにつれてサウンドの音程がずれていってしまうのですね~。
この写真の部品(ブリッジ)で4本の弦を支える位置をネジを回して音を確認しながら調整します。
ずいぶん久しぶりにやった作業なのでちょいと時間がかかりましたが、ちゃんと音が合うと気持ちいい!
忘年会で弾くぞ~!(もちろんメインは三線)
ほかにも工工四を書いたりして今日の作業は終了。
2017-12-08 22.32.57.jpg
請福酒造の、石垣島梅フレーバードワインで乾杯しました♪

ワインと泡盛仕込みの梅酒とが一緒になった飲み物です。フルーティーで甘めのお酒、炭酸で割ってもおいしいですよ~


何度やっても写真が回転してしまうので諦めました~(笑)


ではまた~!

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