知名定男「うたまーい」ライブ

先日、青山CAYにておこなわれた知名定男ライブに行って来た！
セイグヮーさん（登川誠仁）のように関東に頻繁にくる御方ではないので、待ちに待った初めての生ライブにドキドキ。

さてスタートから『ヒンスー尾類小』～『南洋小唄』～『白雲節』　と三線１本のソロで歌い上げ、
サポートの吉田康子（初代ネーネーズ）を迎えての、『廃藩のさむれー』～『二見情話』『十九の春』..
などなど、ステキな声にもうメロメロ。

 

『廃藩のさむれー』では「林昌さん(嘉手苅林昌)も生きてた時は酒癖わるいしうるさい人だな～(爆笑）　と思ってましたが、亡くなって思うと、嗚呼もっと色々勉強させてもらえばよかったなあ」と笑い取った後に、ちょっとしんみり。
そして『海のチンボーラ』でもって前半終了。　踊りだす人いるかなーと周囲を見渡したが...客の年齢層が高い高い！（オジサマオバサマだらけ）

１５分の休憩の後、着物からアロハシャツに着替えてのステージ後半。
『ジントーヨーワルツ』を独唱した後「俺はこんなの（アロハ）来たくないのに、、、レコード会社が。。。。」と愚痴る御大に客席大爆笑。

その後飛び入りで鳩間可奈子を交えて、「これ演ろうか止めようか散々悩んだ」という、『島唄(BOOM)』～『花(喜納昌吉)』　へ。（だったらやるなよ～(笑)）

続いてゲストの鳩間可奈子のソロで、『安里屋節』～『鳩間の港』　嗚呼～すばらしい唄声！　そして三板を恥ずかしそうにチャカチャカやっていた御大がカワイイ。

そしてネーネーズの曲や『永良部百合の花』、最後にカチャーシーで『屋慶名クファディーサー』。やっと踊りだす人が出てきた～！

お約束のアンコールにて、『ヤッチャー小』～『はんた原』。　さすが、セイグヮーの弟子！という三線さばき。そしてホントに最後ということで、わざわざ全員起立させて(笑)からの、カチャーシーで『嘉手久』～『唐船どーい』！
ステージに上って踊りだす人も居て盛り上がりました。　もちろん、スーさんもカチャーシー＆指笛！

そして予定していなかった、２度目のアンコールに応えてステージに上がった御大。
「殺す気か！」と大爆笑をとって「何も考えてなかった」と言いながら、『バイバイ沖縄』を演り、大団円でした。

レコードで聴いていたあのツヤっぽいステキな声が聴けて大満足。
また、「毒舌後に誉める」ちょっとシャイなトークも面白かった。
欲を言えばデビュー曲『スーキカンナー』も聴きたかったなあ。
それから、三線は太鼓が大きめで、ピックではなく人差し指の爪で弾いてました。
上と合の２弦弾きや六の掛け音を多用した奏法はとっても参考になりました。ハイ。

知名定男　http://www.respect-record.co.jp/discs/res96.html
鳩間可奈子　http://www.churashima.net/people/hatoma/
登川誠仁　http://www.beats21.com/ar/A01020802.html

うたまーい

• アーティスト: 知名定男
• 出版社/メーカー: リスペクトレコード
• 発売日: 2005/06/29
• メディア: CD

タグ：知名定男 沖縄民謡

コメント 1

いいね〜ほんと楽しそう！僕も生で聴いてみたいです。
by masato (2005-08-02 14:59)